和名「紫水晶」と呼ばれる通り、水晶の仲間で、美しい紫色をしています。色が均一で濃いものほど価値が高いと位置づけられています
数多くの伝説や言い伝えをもつアメジスト
有名なギリシャ神話では、アメジストは美少女の化身とされています。
酒に酔ったバッカス(お酒の神)が、今から最初に出会った人を猛獣(ピューマ)に襲わせようとしていた時、ちょうどそこに通りかかったのが、月の女神の女官『アメジスト』だったのです。
バッカスが獣をけしかけ、今にもアメジストが襲われるという時、この惨事に気づいた月の女神がアメジストを一瞬に純白の水晶に変えました。
その後、酔いから覚めたバッカスは自分の罪を反省し、水晶にぶどう酒を注ぎました。
たちまち水晶は透き通った紫色に変わり、美しい紫色の宝石『アメジスト』になったといわれています。
語源となったギリシャ語の『amethystos』は”酒に酔わない”という意味をもち、古代ローマではアメジストから作られた杯でお酒を楽しむことで、お酒からだけではなく人生の悪酔いから自身を守ってくれるという言い伝えが残っています。
現在でも実際に『アメジストを持っていると二日酔いしない』という人がいるともいわれています。
また、宗教的・霊的権威の高い色として、キリスト教の司教や位の高い僧侶、皇族などが好んで身につけたそうです。紫色は「情熱」を象徴する赤と「冷静」を象徴する青を混ぜる事によって作られます。アメジストは心に平穏をもたらし、安らぎと癒しをもたらしてくれると言われています。
紫という色は高貴で神聖なものとして、古来より特別視されてきました。日本でも、聖徳太子が定めた冠位十二階の中で、最も高い位を表す色は紫だと伝えられています。
ストレスで疲れた心を癒し、落ち着かせ、穏やかな安らぎを与えて
感情をコントロールするのが上手になり、落ち着きを取り戻すことによって、本来の能力や魅力が引き出され、視野が広がり、インスピレーションを強力に高めるとともに、直観力を高めるパワーが強い石のひとつでもあるので、
ヒーリング効果も非常に強く、ポジティブな癒し、やすらぎのエネルギーを与えマイナスエネルギーを浄化し、希望の光で心を満たしてくれます。
生涯絶えることのない自主、自立、精神的な成長を導くサポートをしてくれます。
「愛の守護石」としても知られていて、恋に酔って溺れてしまわないように、ほど良く冷静を保ち、正しい判断で人を見抜き、真実の愛を見極められるようサポートしてくれます。恋人や家族など、大切な人との絆を深め、愛を育む強さを与えてくれるでしょう。異性との出会いを求める人や、パートナーとの絆を深めたい人、見た目に惑わされて失敗しがちな人にもオススメです。
血液を浄化して解毒作用を高めるとされます。
この石を枕元に置いておくと心地よい安眠をもたらしてくれるとされるため、不眠に悩まされている人にお勧めです。