ルビーという名前は「赤い色の石」という意味の「ruber」というラテン語の言葉が語源で、昔は、赤い宝石の総称として用いられていためレッドスピネルや一部のガーネットなども、昔はルビーと称されて取り扱われていた為、英国王室の戴冠式の王冠には「黒太子のルビー」と呼ばれる巨大な赤い石は、レッドスピネルだったという有名な話があります。
瑞々しい透明度の高い深紅の色は、気品と優雅さを兼ね備えたような風格があり、強いエネルギーを表します。
情熱や行動力を高め、勝利や豊穣の象徴とされてきました。
また、軍神マルスが宿る石とされ、危険を知らせ、勝利を導く事で、戦場に向かう兵士達が身に着けたエピソードから、勝利の石と呼ばれ、勇気や自信を高め、ライバルや困難に打ち勝つパワーがあると伝えられています。