ーダライトはソーダ分(Na)が多く含まれることからこの名前がつけられたと言われてます。濃紺の美しい色合いがピスラズリと似ていて、ソーダライト自体がラピスラズリの構成成分のひとつなので、昔は高価なラピスラズリの代用品として用いられる事もありました。ラピスラズリと異なる特徴としては、ソーダライトには濃い青色・青色・薄い白色が混ざった斑紋状の模様が見られます。
古代の人々の間では「青」と「赤」の色に魔除けの効果があると信じられていました。この両方の色相を持つソーダライトは、古代エジプトでは「邪悪なものから身を守る石」として崇められ、王族や僧侶など身分の高い人が身につけていたそうです。
ソーダライトは外からの邪悪なものを祓うだけでなく、心の内の邪念や恐怖心を静め、悪への誘惑を断ち切り、正しい事を行う勇気と行動力を与えてくれるといわれています。理性的な行動を促すことから「知性の石」とも呼ばれ、忍耐力・判断力・直観力・洞察力をもたらし、混乱を静め、頭の中(心の中)を整理して
「潜在意識と顕在意識を結ぶ架け橋」のような役目を果たしてくれる効果をもつので、自分でも気がついていなかったような望みや夢が具体化し、真に願思考を整理してクリアな状態にしてくれます。